律動法臨床見学受け入れ

律動法臨床見学受け入れ要項

白衣をご持参下さい。上着のみでも結構です

  • 時間は、1時間が基本(この間、最低5人の臨床治療を見学できます)。
  • 内容は、問診から、各診断状況、メジャーの検出、L5の律動調整、治療後のチェックまで臨床の手順すべてを公開する。
  • 人数は一人から受け入れます。真摯に手技治療を学ぶ人。診療の場を乱す行為は慎んでいただきます。
  • 診療中はノートを取らない。これはメモすることから一つのエネルギーが発生するので。
  • 事前に、律動法の概略を理解しておいてください。
    「奇跡の新鍼灸法と手技治療」知道出版あるいは「律動法ガイド」(PDFファイル)、等を読んでおいてください。多少の質問をします。
  • 見学後感想文を提出していただきます(短文で結構です)。
  • 謝礼は一切不要です(菓子折り等もお断りします)。
  • 申込は参加者名を電話、FAXまたはメールでご連絡ください。当日でも結構です。

※当日までに返信がなければ直接お電話ください。

TEL045-531-2716
E-mailinfo@shukidou.com

※木・金・第1日曜日以外の日曜日・祝日の午後は休診です。

律動法臨床見学申込フォーム
※お問合せフォームの「件名」に「律動法臨床見学希望」と記載ください。

※現在、月曜・土曜に見学を受け入れています。

臨床見学者の声

東京都 太田 久先生

先日は、治療家でもない神職の私に貴重な臨床見学をさせていただき、本当にありがとうございました。

以前より有岡先生の治療を受けており、常々、律動法の素晴らしさ、また茂木先生の凄さを聴いておりましたが、実際に治療の現場を拝見して本当に驚き、感動致しました。

まさにこれは古代中国の神医扁鵲の神技であり、我が国日本の古神道の奥義である布留部(ふるべ)の業(わざ)そのものだと確信いたしました。

まず初めて周気堂に入った時に、なんて清浄で明るい場なんだろうと思いました。

まるで神社や、私たちが祭儀を行うときに厳重に潔斎して、場を清め、結界を張った祭場のような透き通った雰囲気でした。

まずこれに驚きました。

普通は病院や治療院などに行くと、患者さんの病気などからくる邪気や気枯れが溜まっていて、入るだけでモヤモヤとしたものに包まれるような気持ちになりますが、周気堂は真逆で入るだけで清められる、治療されるような清明の気が充ちていました。

この場を感じただけで、ここは凄いところだと感銘を受けました。

実際に治療が始まると、患者さんたちが先生の本に書かれている通りに、来た時は苦しそうな表情、歩き方、立ち方、それぞれの症状が強く出ていますが、茂木先生が診断をなさっていく中で、徐々に顔色が明るくなり、目の輝き、爪の色、体型や頭や顔の大きさまでスッと収まっていくのを拝見して、これが『診断=治療』ということなのかと目から鱗が落ちるようでした。

先生の淡々と行われる診断も、無心というか、無我というか、治療家の邪気は一切なく、ただ患者さんと無心で向き合われ、それが自然と診断となり治療となるように、精密なテストも淡々と行われましたが、先生が患者に直接ではなく、助手の女性を通じてテストや診断を行われるのには、正直度肝を抜かれました。

有岡先生は一人で診断や治療を行われるので、本来の助手を介してという方式は茂木先生の本では拝読しておりましたが、これを本当に目の前で拝見できるとは思いもよりませんでした。

現代で本当にこれができる方がいるのかと心底感動を覚えました。

勉強不足で先生の深い診断や治療の細かいところはまだあまりわかりませんでしたが、目の前で神道の奥義として有名で、でも誰もできない布留部の業が行われているのを拝見して、これを本当に学びたい、神道の奥義を目の当たりにして、これを学ばねば神様に申し訳がないと思いました。

世の治療家はなぜ、この神技である律動法を学ばないのだろうかと不思議に思います。

自分の小さなプライドや欲が、眼を曇らせてしまうのだろうかと疑問に思います。

印象にあるのは、顔がとても黒ずんだ感じで苦しそうに来られた患者さんは腹水が溜まっておられたようですが、茂木先生が診断をされているうちにみるみる顔色が良くなり、腹水で膨らんでいたようなシルエットがスッと収まっていく姿、また、症状でか頭や顔が浮腫んでいるというか、大きくなっておられる方が診断されていく中で、小さくなっていくのを目の当たりにして、これが本当の治療なんだと感動しました。

歴史上の伝説のような治療が今、目の前で行われているのを拝見しているだけで、これほど興味深く、言葉は良くないかもしれませんが、面白くて、いつまでも見学していたいと思うようで、二時間の見学時間はあっという間に過ぎました。

こんな世界があったのかと、歓喜に打ち震えるような感激で見学を終えさせて頂きました。

見学した後も、臨床の風景が今も頭の中でありありと描けるほどの感動でした。

思い返せば私自身も鍼灸家に何度も失望し、治療を受けた逆に悪化したことが何度かあり、信用できない治療家に身体を触らせるのも嫌になっておりましたが、数年前に糖尿病になったところ、親友が「周気堂」という古神道の霊術家のような神懸かったような凄い先生がおられると教えてもらい、周気堂のHPを拝見しました。親友は誠実な人間なので彼がここまで言うなら本物であろうと思い、Amazonで「気の治療学 律動法」を購入し拝読しましたが、糖尿病自体がまだまだ軽微なもので、食事制限と軽い運動で寛解したような感じになったので、茂木先生の治療を受けずにおりました。

しかし、半年ほどしてまた再発した時に、知り合いだった有岡先生が茂木先生の弟子で律動法の治療家だと初めて知り、驚いてすぐに有岡先生に治療をしてもらいました。

その時の診断と治療の衝撃は言葉にもならないほどです。

少しの時間での診断で私自身さえわかっていない症状まで的確に見抜かれ、一瞬で治療されて、自分でもわかるほど症状が改善されていました。

神道の奥義を治療家が行っている!

有岡先生に興奮して『律動法は凄い、これは古神道の奥義で、神道の世界ではこれをできる人はもういない、完全に失伝している。茂木先生という人は一体どういうお方なのですか!?』と質問攻めをしたところ、有岡先生は喜んで、律動法や茂木先生のお話をたくさんしてくださいました。

律動法の仕組み、考え方、診断や治療への心得、茂木先生が常に言っておられることなどを拝聴すると、これはそのまま古神道の奥義を聴いているのではないかと思うばかりです。

私自身が四十年近く探求してきて、まだ到達していない古神道の奥義を、まさか茂木先生が独力で探求して得られているとは!

有岡先生に治療に通ううちに、いつしか律動法の素晴らしさ、奥深さを関心を持つようになり、自分は治療は素人で学ぶことはできないが、息子には学ばせることができないかと思うようになりました。

そうしているうちに、有岡先生が太田さんならば律動法を学べる、いつもいう律動法が古神道の奥義だという話をぜひ茂木先生にして欲しいと言われて、お会いできるなら是非ともと思っておりました。

今回、有岡先生のご紹介で、臨床見学をご許可いただき、茂木先生の神技を目の当たりに拝見できたことは本当に貴重な体験でした。

見学の後に、興奮冷めやらぬままに、茂木先生に律動法こそが古神道の奥義である布留部の業であること、自分自身もそこを目指して古神道の修行を続けていること、茂木先生の教えやお言葉がそのまま古神道の教えにかなっていることなどをお話しさせて頂きましたが、今思い返しても本当に律動法は凄いとしか言えず、感想もなかなか書けませんした。

圧巻すぎて言葉にできないのです。

私は古神道の中でも、高知の潮江天満宮の神主であった宮地水位が伝えた宮地神仙道と、宮中にて白川神祇伯家が伝えた伯家神道の二つを縁があって学び修行してきましたが、その中で物部氏が伝え奈良の石上神宮に秘蔵されているという『十種神宝(とくさのかむだから)』と『鎮魂祭』という宮中の秘祭があります。

それは、物部氏の祖神である饒速日命(にぎはやひのみこと)が授けられたという秘儀で、病臥(やみこや)せる者ある時はこの布留部の技を行えば、「死れる者も生き返らむ」と伝えられる神術です。

それは伝承では、十種神宝を納めた箱を『揺り動かし』て『ひとふたみよいつむゆななやここのたり。ふるへ、ゆらゆらと、ふるへ。」と唱えるというものですが、実際の真の施行法は失伝して、今の世には伝承されておりません。

それを宮地水位が、十種神宝の代わりに『手』を以て、修法者は心気を鎮めて(鎮魂)、清明心(無心)となってその神呪を唱えつつ、病幹部あるいは背中に(主に脊髄)、手掌で左旋、右旋に微細に回しつつ(患部に触れても、触れなくても良い)鎮魂するというものです。

この場合の『鎮魂』は「たまふり」とも「たましづめ」とも読みますが、古神道の鎮魂治病法としては、病者の流離(うかるる)魂を招き鎮めて生命の根元を安鎮すること、つまりは微細な振動を与えて病者の生命力、本来の自然治癒力を呼び起こすことであり、また修法者の清明な心魂を病者と共鳴させてその神速なる治癒を「促す」という二方面の働きがあります。

技術として多少違う部分はありますが、これはそのまま律動法とほぼ同じではないかと私は思いました。

伊邪那岐命が御首玉(みくびたま)を母由良(もゆら)に揺らかして天照大御神に授け賜い、この玉を「御倉棚神」と呼ぶという伝承もまた、律動法を指しているかのようです。

宮地水位はこの修法の時に、初心の時は意識的に手掌を振り揺らかすが、ついには自らは意識することなくして自然(おのづから)に、微妙の振動を生じ來たり、病者は心地よささえ感じているうちに病苦を払拭すべしと教えております。

また、十種神宝には「沖津鏡(おきつかがみ)」「辺津鏡(へつかがみ)」という二つの神鏡がありますが、これも「鏡」即ち「無心で映し出す働き」を指しているのであり、奥の鏡(沖津鏡)は目に見えない透視診断、近くの鏡というのはTRテストなどの目にみえる鏡(テスト、診断)であると思われます。

また十種神宝の「生玉(いくたま)」「足玉(たるたま)」「死反玉(まかるかへしのたま)」という三つの玉は、玉=魂=働きであり、生命力・自然治癒力・再生力(回復力)を指すのだと思います。

「八握剣(やつかのつるぎ)」「蛇比礼(おろちのひれ)」「蜂比礼(はちのひれ)」「品々物比礼(くさぐさもののひれ)」などは、いわゆるお祓いの力、つまり浄化の力であり、剣で断ち切るように、比礼(ひれ、スカーフのようなもの)で振り払うように、邪気や邪心や病気や欲心を断ち切り、振り払う働きを表しております。

さらに、医療の神であり祈祷禁厭の神である、大汝持神(大国主神)と少彦名神は、医療治療と神道が本来は一つであることを示しております。

少彦名神には苦手(にがて)の法という手指を以て万病を癒す術がありますが、これは病を治すことを「手当(てあて)」と呼ぶことを今でもいうように、神々の伝えた治病法が手を当てるだけということを示しております。

古神道と神仙道の共通点、類似点を書けばキリがないのでこの辺にしておきますが、茂木先生の発見された律動法こそ失伝していた古神道の奥義である「布留部の神術」であり、律動法が神技であることの一つの証明になると思います。

白川家の秘伝である十種神宝行(祝の神事)では、修行者は十種から三種まで段階を上がって修行していきますが、天皇以外は極位は三種まででありこれが神祇伯の位なのですが、この上に、一種、二種という天皇にだけ許された段階があり、このうちの二種は「布留部の拍手」であり、律動法のことを表していると思います。最上の一種は「太占(ふとまに)の拍手」と言いますが、これはおそらく神がかり的な、神人合一して「ふっと浮かび上がったことが的確に真実を表している(森羅万象を映し出す鏡の心の境地)であり、透視・診断が一種、治療が二種と考えらえ、この二つは表裏一体であること、つまり診断=治療(一種=二種)であり、治療よりも診断が上位にくるという、診断こそ全てという真理が現れているのだと思います。

話が逸脱して、臨床見学の感想文の枠を超えてしまいましたが、見学しながら本当に感涙するような有り難さの中で、律動法と茂木先生の素晴らしさを実感しております。

 茂木先生より特別なご許可をいただきまして、非才の身ながら今月より「基礎シリーズセミナ51期に」に参加させていただけるのは望外の喜びです。

 一生懸命に学ばせて頂きますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

北海道 S・H先生

この度は、見学を受け入れていただき、ありがとうございました。

見学では、茂木先生の検査と治療のスピードと、その結果、患者さんの笑顔を見せていただき、自分のやっていることを振り返りとてもショックでした。

でも、今まではそれにも気が付いていませんでした。そこに気がつくことができ感謝しております。

私は、昔体調が悪い時に地元の整体に行って体調が劇的に良くなったことに感動して整体を学び、整体師をしていますが、自分がしている整体で、改善されない患者さんを見るたびに、どうしたらいいのか考えていました。

今回、茂木先生の治療を見学させていただいて、自分がしていたことの未熟さに愕然としました。未熟なのは技術の問題かと考えていましたが、それだけでなく、自分の驕恣を感じました。

私は、自分の慢心を見て、患者さんに、真摯に向き合いたいと思いました。それは、より虚心である必要があります。

そして、私も1日に50人治療する治療家になって、今までの患者さんや、今までは、手に負えなかった方たちを真に助けたいです。

茂木先生の治療を受けた患者さんが、驚き喜び、本当の幸福を感じて静かに目を輝かせているのを見させていただきました。患者さんの身体に触らせていただき、皮膚の滑らかさを感じました。

針の直後に血行の良くなってあったかくなった足の裏に触れて、本当に感動しました。

私は、今行っている邪気治療を止めて、難病や重度腰痛などの眠れない、死にたい痛みを助けたい。うつやパニックに苦しむ人の悩みが改善できる治療を行いたいです。そうしながら、さわやかに生きたいと思いました。

                                                                    令和7年3月

神奈川県 S・M先生

私が最初に律動法に出逢ったのは半年前に幼なじみから教えてもらったのがきっかけでした。友人の息子さんは難病を患っており、特に改善することなく病院での治療を受けていたそうです。そんな時に律動法を紹介してもらい診てもらった所、あまり身体に触れることもなく時間も5分程なのに1回の施術で数値が出なくなったと話してくれました。

話を聞いた私はそんなに素晴らしい治療法があるのか!ととても興味を持ち、早速治療を受けに行きました。聞いていた通り殆んど身体に触れることがないのに次々と状態を告げられ、あっという間に終了。しかし身体は軽いし動かしやすくなり、脊椎も整っていて驚きました。

すぐに私も学びたいという気持ちになり、茂木先生の所に伺いました。見学中は大切な患者さんを沢山触らせて頂きました。

アトピーの方の肌がツルツルになったり目の下のクマが無くなったり、お顔の輪郭が変わったりと一瞬で色々な症状が改善され本当に驚きました。お帰りになる時の患者さんの明るい表情も印象的でした。

また、治療家としての向き合い方もご指摘頂き、自分がどう在るべきかを考える時間を持ちました。これからセミナーを通して治せる治療家になるべく精進します。宜しくお願い致します。 

                                                                     令和7年3月

東京都 A・K先生

先日は臨床見学をさせて頂いて、大変ありがとうございました。急な申し込みにも関わらず温かく迎えて下さり茂木先生、スタッフの皆様に大変感謝をしております。他の治療院などでは臨床見学は行っていないと思いますし、お時間を作って頂いて治療の技術を見せて頂く事はとても凄い事だと思います。

茂木先生の治療を見学させて頂いて、実際に治療前後の後頭骨の膨らみや、顔の明るさ足取りなどの違いには本当に驚きました。患者さんの顔が笑顔になっていく様は、見ていてこちらまで嬉しかったです。

今まで私はオステオパシーを勉強して施術を行っていましたが、患者さんを良く出来ない日々を繰り返して自分に失望する事が多々ありました。そんな自分ですので茂木先生が仰っていた、治せない治療家が一番辛いとのお言葉がとても響きました。

これから茂木先生の様に、人を治して笑顔にできる治療家になり、多くの困っている人の役に立ちたい所存です。

今後とも宜しくお願い致します。

                                                                    令和7年 1月                                                 

神奈川県 O・S先生

この度は、臨床の場を見学させて頂き、ありがとうございました。茂木先生の治療の診断の早さとその正確さに驚き、大変感銘を受けました。そしてまた、症状や病の原因をとことん追求していく姿勢は、真の治療家としてあるべき姿を見せて頂いたように思いました。生で臨床現場を見る機会はほとんどなく、このような貴重な機会を頂けたことに本当に感謝の気持ちしかありません。
見学後、家に帰ってすぐに茂木先生に言われた通り自分のメールの文章を原稿用紙に書き出してみました。改めて自分の姿勢を見直すと、私利私欲しかなく、先生のおっしゃっている意味がよく分かりました。そもそもの自分の姿勢から見直さなければならないと痛感いたしました。
茂木先生の治療を受けた患者さん達は、皆様目の輝きが変わり、体の姿勢や体つきまで一瞬にして変わってしまい、魔法にでもかかったかのような顔つきで帰って行かれるので、本物の治療を受けた人達はあのような変化をするのかと初めて知りました。逆に、そうならなければ治療をしたということにならないのだということに気付かせて頂きました。
一番印象深かったのは、ワンちゃんの治療をされている時で、茂木先生が目の前に座るとそれまで吠えていたワンちゃんがすっと静かになり、大人しく座っていて、茂木先生が立ち上がるとまた吠え始め、茂木先生が何をしているのか本当によく分かっているのだなと感じ、ワンちゃんの感性の高さに感動いたしました。邪念なく、真摯に向き合うと、相手が動物であろうと何であろうと、その姿勢は伝わるのだと思いました。
今まで本当に狭い世界で、狭い視野でしか鍼灸や治療の世界を見ていなかったのだと改めて痛感し、また、無限に広がる鍼灸の可能性を見せて頂いたように思います。この狭い世界から脱却し、無限に広がる世界へ足を踏み入れていこうという思いが心から湧いてきました。迷いや不安が消え、とても清々しい気持ちになることができました。そうなれたのも、この度見学を受け入れて下さった茂木先生、ならびにスタッフの皆様、患者さん達のお陰だと思います。改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。これからは、私も皆様と同じ道を進むべく、日々精進して参りたいと思います。

令和6年 2月

東京都 S・M先生

臨床を見学させて頂きありがとうございました。

 見学前に、先生が目の前の人に対してどの様な姿勢で治療に取り組まれているのかが、とても気になっていました。見学を通して確認できた事は、真摯に筋肉反射テストに取り組む姿勢が大切だと思いました。

 脳は一括りではなく、層として捉え、上下肢、脊椎、内臓等1つ1つ丁寧に検査している姿が印象的でした。答えは、目の前の人の中にあり、筋肉反射テストを通して原因と原因の結びつきを確かめながら治療へ繋げていく過程、積み重ねに時間を掛ける事が大切な事が身に染みて感じました。

 治療はシンプルですぐさま反応が現れるのに驚きました。何年も前からの症状が消えて、1度の治療によって効果が持続されるという点は私の中にそんな世界が存在するのかという驚きがありました。

 骨折の方やコロナウィルスに関連した方など、対象の幅が広い点にも凄さを改めて感じました。

 治療後の確認も丁寧にされていた事も印象深かったです。

 クライアントに対して治療へのスタンスに対して真摯な姿に、フランクな会話が織り交ざった姿がとても自然体で、治療を受けられる心地よさを感じました。

 まずは、検査項目と筋肉反射をマスターすることに取り組みたいと思います。その先に治療があって、効果を示すと思うからです。 

 臨床を見学させて頂いた茂木先生とクライアント、スタッフの方に改めて貴重な機会を与えて下さりまして、ありがとうございました。

令和5年 5月

熊本県 K・T先生

はじめに、ご多忙の中、臨床見学をさせて頂き、感謝しております。
 今回、見学をさせて頂きましたのも、日頃から現代の医療や医学に対して不満がありまして「治す」とはどういうことなのかという自問自答を繰り返していたところ茂木先生の書籍と出会いました。心に残る文章は様々ありますが、特に挙げるとするならば、治療家としての心構えや、治るとはどういうことかなど、技術や知識だけではない根底の部分がとても印象的です。真近で雰囲気や空気感を感じたいと思い、希望させて頂きました。
ホームページや書籍の中では、「病人として患者を認めない」や「病気に甘える方は治りにくい」などありましたので、こちらもピシッと背すじを伸ばして、参加させて頂きました。緊張をよそに、はじめてお会いした先生の柔和な表情と笑顔、優しく声かけをしてもらい、ホッとしたのを覚えています。
実際の治療場面では、先程とは雰囲気が一変され、淡々と患者さんに向き合われていました。驚いたのが、1時間の見学の間、座ったり休憩したり一切されず、姿勢もピシッと軸が整ったまま治療をされていたことです。
1人2人ごとに座ったり、休憩したりしている自分が恥ずかしくなりました。
 見学の最大の収穫だと感じているのが、治った人を見れたことだと思っております。あんなにも生き生きと笑顔で清々しい表情をされるんだなとただただ感心していました。こういった結果が出せることが、治療家としての正解なんだと分かり、それを目指し活動していきたいと思います。
 私は作業療法士というリハビリ関係の仕事をしています。多くの作業療法士は、治すことなど微塵にも思っていないのが現状です。
出来なくなったことを出来るように環境を整えたり、ご家族にサポートを頼んだりしていますが、もっと生物としての回復力を信じ、それを最大に活かすことができれば、救われる人がより増えるのではないかと考えます。
 最後になりましたが、この度は本当にありがとうございました。熱い想いを胸に日々、臨床に取り組んでいこうと思います。
 先生、スタッフの皆様、お体にはお気をつけて下さいませ。

                                             令和5年5月

北海道 M・R先生

臨床見学を受け入れていただきありがとうございました。とても緊張しておりましたが茂木先生、スタッフの皆様に優しく迎え入れていただき大変感謝しております。
今回見学をさせていただき、その凄さに圧倒されっぱなしでした。診断、スタッフの方との連携、治療、どれもが想像を超えるスピードでした。そして患者さんの変化を直に見て、確実に良くなっている様、刺鍼後の表情、体の動きが全く別物だとすぐにわかりました。足先まで冷えていた方が、一瞬にして暖かくなっている様子は驚きでした。
先生と患者さんの関係性も素晴らしいものだと感じました。
「ただ、あそこが痛い」と言うのではなく、患者さんご自身で異常箇所を細かく先生に伝えられているのを見て、患者と術者の協力体制がしっかりなされている事に感動しました。
また、臨床見学をさせていただくだけではなく、姿勢のご指導や施術者の患者さんに対する在り方をご指導いただき、大変勉強になると同時に、私の明確な指針ができました。
茂木先生、スタッフの皆様、今回は大変貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました。

                                       令和5年4月

千葉県 H・A先生

この度茂木先生の治療を見学する機会を頂き、多くのことを学びました。先生は初めて会う私に対しても熱意を持ってご指導下さり、治療中の補足説明や合い間の時間での質疑応答・講義を通じて、書籍だけでは理解が深められなかった点を腹落ちさせることができました。
特に印象的だったことは、圧倒的な臨床件数と治療への熱意、そして自分自身の感覚が研ぎ澄まされる経験ができたことの3点です。
1つ目の臨床件数について、先生は1日に何十人もの患者の治療にあたり、理論を確立する上で延べ千人分のデータを積み上げるとのことで、一般的な他の鍼灸論文のサンプル数や臨床家の経験者数を圧倒しています。また筋肉反射テストという正否を正しく判定できる手法を用いることも理論の確率を可能にしている要因の1つということを学びました。
2つ目の治療への熱意については、日々多くの患者に施術する大変さの中であっても、非常に生々と患者が良くなることへの喜びをもって臨んでいる点が強く印象に残っています。「たとえかけ出しの治療家であっても、患者がその人にお金を払って来ている以上、患者にとっての世界一の治療家であるという気持ちで臨まないと失礼」とのお話を頂き、私自身、誠意と責任をもって日々精進にあたることを改めて胸に刻みました。
3つ目の体験については、とても不思議なのですが、患者の状態を観察すると自身の体のある部位に痛みや違和感といった形で、疾患部位を知覚する感覚を体験しました。見学に入った当初は全く感じず、見学終了間際の体験です。それだけ治療室の空間が洗練されていたのか、これも先生のお力なのかと考えております。
見学終了の際に先生から頂いた「周りに流されずに自分の道を行くように」とのお言葉を励みにこれから頑張っていく所存です。最後になりましたが、この度は貴重なお時間を設けて頂き誠にありがとうございました。

令和4年10月

北海道 K・M先生

先生がおっしゃった、「正しい事を教えなさい」という言葉の意味を臨床見学を終えた後も深く考えさせられる出来事となりました。
正しい教え、正しい治療、本当の正しさとは何か?個々がそれを追求しようとせず、間違った健康観が蔓延する中で治療者としてどういう姿勢で患者さんに向き合うべきかという事を臨床見学を通して学ばせて頂きました。事なかれ主義やその場の雰囲気で何でも患者さんに同調する事は誰の為にもならず返って治るチャンスや気付きを奪う行為であり私自身もう一度見つめ直そうと思いました。
まず一つ言える事は茂木先生の厳しさは私の表現で言うと愛であるという事です。治療者と患者という、その場に居合わせた関係性の中でこれだけの厳しさを以って方向性まで示して下さる治療院は他にはないと思います。私も愛を以って患者さんに接しようと思えた事に感謝致します。
臨床見学での茂木先生の無駄のない診断や治療はもちろん、透視診断は人体のみならず心の透視も可能であることは大変驚きました。患者さんから特に治療中に相談内容としてあがっていなかった親族間の悩みを、茂木先生はその対象となるご親族の続柄までも的確に言い当てており、そばで見ていた私はとても驚き、患者さんの目からは涙がこぼれていました。
私は鍼灸の資格も取ったばかりで経験も少ないです。ただ患者さんを楽にしたい、人体透視を身につけたいという安易な考えでは難しい事は茂木先生の実際の治療を見させて頂き痛感しました。ですがそれと同時に、私も正確な診断法を身につけたいという思いもより一層濃くなりました。繊細な感覚を身につけるには食生活など基本的な所を改めて見直す必要性はもちろん、日々なりたい自分をイメージしながら小さな努力を積み重ねていく事だと思いますのでまずはそれをしていきたいと思います。
今回は見学と合わせて一回目のセミナーに参加させて頂きありがとうございました。二回目もどうぞよろしくお願い致します。

                                       令和4年 8月

東京都 K・H先生

本日は見学で感じた事を述べたいと思います。今回の貴重な体験に感謝いたします。鍼灸・手技において学びの連続でした。
診断を短時間で適確に患者自身でさえ気づいていない不調箇所、病原菌、微細骨折を検査で出し、体の反応としてそこから症状に関連していました。例えば症状について筋肉が凝るのも背骨の関節がゆるんでいて、それを補うために筋肉が張って守っていたりします。マッサージなどで簡易にほぐすと悪化する可能性もあります。原因から施術するのが大切であると再認識しました。
難しい症状や病気に対しても見学を通してあきらめてはいけないと痛感しました。最高の診断をして最大の結果を出し、施術を繰り返すごとに健康に近づいていく理想の手技であると思いました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

令和3年11月

神奈川県 南部 哲郎先生

先日は律動法見学をさせて頂きありがとうございました。
今回は多くのセミナー受講生も見学に来ていて、単独見学とは違う学びがありました。
女性患者の生理期間中また生理前後に起こる頭痛、目の疲れ、体調不良の原因が、右側の下垂体腫瘍から来ているのを茂木先生は、透視により一瞬で把握して、右側下垂体が正常側(左側)と違う固さと大きさであることを指摘し、異常側下垂体の検査操作により、患者が訴えた症状が消えることによって、患者は、症状の原因を明確に体感・理解して納得されていました。
半症鍼による調整の際に茂木先生は、異常下垂体の固さ、大きさが正常に変化し、子宮,卵巣が温かくなる様子を透視・望診により指摘されていました。
セミナー時に茂木先生は、透視では、組織の動きだけでなく、固さや熱感(温かい,冷たい)、大きさ等、組織のさまざまな状態を感じる旨を話されていましたが、今回、臨床の場によって実際に明確な形で見させていただきました。
また別の患者では、治療が終わって帰り際に自家用車に長時間乗れない旨を話したことに対して茂木先生は、患者に所有している車を目の前にイメージしてもらって、運転時に患者の身心に異常が起きないように、その車を浄化されていましたが、車の浄化中に茂木先生が患者にたいして「この状態の車に乗っていたら具合が悪くなる。苦しかったでしょ?」としみじみと語る様子が印象に残りました。
患者はすでに治療後の整った状態でしたが、その言葉に感知感応して心身がさらに正常に変化して行くのを患者だけでなく見学受講生全員も感じました。
また前述の生理期間中、生理前後に起こる症状に悩む患者に対しても半鍼症による調整中に茂木先生が「下垂体が正常になれば辛かった生理の問題も楽になりますよ。」としみじみ語りかける言葉に患者が感知感応して心身が正常に変化して行く様子も見学者全員が感じました。
最新の検査機器・医者・治療家が見落として発見できない患者の心身に重大な影響を及ぼす微細、微小な異常を一瞬で検出する透視と筋肉反射テストが融合した望診により、患者の心身に潜在する異常部位の微妙絶妙な濃淡・因果関係を詳細に把握することにより100%患者の身になることができ、更に患者の内に秘めた辛さ苦しさといった心理状態をも100%同時に把握することができるようになるのだと感じました。
セミナーで茂木先生は「診断・治療が高度になるにつれて、患者のこころというものがわかるようになる」と話されていましたが、高度な望診による100%患者の身になった、100%患者の心を理解した名人・達人の言葉はその言葉だけで、患者の心身を正常な状態に変化させてしまう大きな力があるのを目の当たりにしました。
私は井の中の蛙で律動法セミナー・見学に参加すると毎回、井の外の前代未聞、前人未到のはてしない未知の世界を見せられて、唖然としてしまいますが、わかることといえば自分がまったくなにもわかっていないということです。
セミナー受講生の中には謙虚で純粋で上達成長が早く、劇的な進歩を遂げる人もいれば、私のように傲慢で不器用で固く、空回りばかりしているひともいたり、さまざまですが受講生の技術成長の妨げになっている様々な弱点を一瞬で見抜く茂木先生の指導により受講生全員から私は多くのことを学ばせていただきました。
私の場合は内向的で声が小さく患者説明・患者指導が下手、不得意な点が私の持っている多くの弱点の一つですが、大きな声掛けや理屈を越えた気合いというものも大事で患者に分かりやすく説明、指導できるようになるためには、学ぶ態度だけでなく、自身が自身に対して説明、指導する視点・態度を持ち他者への分かりやすい言葉使いの訓練・研究をすることも重要だと指摘されました。
今回、茂木先生から指摘されたこと、気づかせていただいたことを頭に置きつつ、名人・達人による高度な望診につながる基礎技術の精度を向上させるよう実践していきたいと思います。

令和2年8月

神奈川県 南部 哲郎先生

先日は律動法臨床を見学させていただきましてありがとうございました。
 白衣に着替えて見学に入った時には、治療室の落ち着いた空気に何か自分が浮いてしまっているように感じました。
茂木先生や助手、受付スタッフは滞りの無い連携でスピーディーな診断、治療、次の順番の患者の案内等を淡々と進められ、患者のほうは短い治療時間の中でもリラックスしてくつろいでいる様子が印象的でした。
短時間の中でも、茂木先生と患者との深いコミュニケーションがしっかりとなされ、信頼関係がしっかり築かれているのに対し、私の臨床現場では、あらゆる点で不十分なように感じました。
調整では、律動法と半身症候針灸法による調整を見させていただきました。
腰椎5番の動きをしっかり感じることや、刺穴によって全身の気の流れが変化回復する様子を感じる感覚が重要で、そのためには柔軟な指の関節、手首の関節、脳をつくる、日々の体つくりと多くの臨床が大切なことを改めて教わりました。
治療後の筋力検査では、三角筋、腸腰筋、ハムストリング筋等が力というより神経が、鋭く早く反応して強力にロックする様子が、自分にも伝わってきました。
高齢者の患者も治療後は、検査筋が強力にロックしていたのが印象的で正しい筋力検査における反射反応の真髄を見た思いがしました。
首のねじれが婦人科疾患、自律神経等全身に及ぼす影響を治療後の疾患部の顕著な変化回復で示されて、頚椎症候の重要性を改めて認識させてもらいました。
また治療後の患者の情感豊かな自然な笑みが、治療結果への納得と茂木先生への信頼を物語っているようで印象に残りました。
心理面、技術面、体つくりすべてにおいて未熟な私の治療では長い時間をかけて患者の生体を鈍麻させてしまい患者は納得も信頼もせず逆に患者の期待を裏切る結果にしてしまっていると痛感しました。
律動法セミナー、臨床見学で教わりました真の正しい治療医療を糧にして理想の治療家になるよう臨床実践を続けていきたいと思います

平成28年8月

千葉県S・S先生

この度、臨床見学を希望した理由は、第6回夏期錬成セミナーに初めて参加し、これぞ本当の治療だと思う体験をしたからです。
臨床の見学は約1時間という中で10人前後の患者を的確かつ瞬時な診断と治療に驚きを覚えました。さっきまで元気のなかった赤ちゃんが治療後、笑顔で手足をバタバタさせて表現したり、壁づたいで息をきらしながら歩いていた人が5分後にはスタスタと帰っていったりと、普通の治療院にくる肩コリ腰痛の患者などとは違う症状の重い方々をあっという間に元気になっていく光景は見ていてワクワクしました。
治療の世界に志して頑張っていた当初はまだ何も知らず、夢のような治療家を思い描いてましたが、現実は難病はもとより、肩コリ腰痛ですら満足に治療できたという感覚を心から実感する事ができませんでした。
それどころか押圧で指が変形したり、無理な姿勢での治療によって治療家自身が不健康という本末転倒な現実に違和感を感じてました。茂木先生の考えられる治療はやっていけばどんどん技は研ぎ澄まされ、治療家も元気になっていく姿がイメージできました。
本当の治療が少ない現在、これから増えていくであろう本当の治療家の1人になりたいと思いました。

平成28年8月

茨城県 大羽 昇太 先生

半症鍼治療・律動法治療 両臨床見学

先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠に有り難うございました。
見学での印象を質問されましたが、考えがまとまらず、その時は何も答えられませんでした。 帰宅して想い出してみますと、検査の徹底と素早さ、検査時の表情と手指の動き、アジャストメントの手の添え方が強く印象に残っております。
特にアジャストメントと刺鍼の前の数秒間の茂木先生の表情と雰囲気は、独特だと思いました。全体的には、淡々と作業が流れていくようで、重い空気は全く感じられませんでした。
当日は、かなり暑かったのですが、茂木先生の汗一つかかない、涼しいお顔には驚きでした。 余分な事がほとんど削ぎ取られ、中枢へ本質へと集中していくようでした。
今日まで、私が体験し見聞した治療法とは質が違っていました。
相当な過程が積み重なって、洗練された治療法だと想いました。
この世界に入って、私にとって二度目の衝撃波だった事は確かです。
実際の患者さんの治療を見学する事の意義を改めて実感している次第です。
これから、また1からのスタートとなりますが、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

平成28年7月